高御座(たかみくら)に釘付け [インテリア]
即位礼正殿の儀
奈良時代から天皇の即位に関する重要な儀式などで用いられてきた「高御座(たかみくら)」
その装飾の説明にぐっとひきつけられてしまいました。
八角形の天蓋、表が深い紫色、裏がひ色の絹織物の戸張り、くるんとした蕨手、鳳凰、鏡、黒く輝く漆塗りには想像上の動物が描かれています。ため息でるような装飾です。私がお仕事させて頂いている某織物メーカーの物も多くありました。古く続く文様もそうですが色使いも興味深いものでした。十二単の色の重ねがとても美しく日本古来の文化を大切にしたいなと思いました。
向かって右は皇后さまがのぼられる「御帳台(みちょうだい)」で、高御座の高さは6メートル50センチ近くあるのに対して少し小ぶりの5メートル50センチだそうです。
太陽や月を刺しゅうしてあるのぼりもよかった。
12月22日から東京国立博物館、3月1日からは京都御所で一般公開されるそうです。是非、見てみたい。
2019-10-24 11:18
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